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こんにちは!テオリアウッドオンラインショップスタッフの池田です(^^)!
JR松本駅前にも採用されているウッドタイルを使って
我が家も遂に玄関アプローチが完成♪
計画から施工までをブログでお伝えしています。
▼前回までの記事はコチラ▼
スタッフ池田宅の玄関アプローチDIY!①【計画編】
スタッフ池田宅の玄関アプローチDIY!②【下地作り編】
前回は「下地作り編」でしたが、今回はいよいよ完成…!「MUKUタイル設置編」です(^^)/
今回の作業の流れ
砕石の転圧まで終わっているので、今回の流れは以下のようになります。
- 空練りモルタル(または砂)を広げる
- MUKUタイルを並べる
- 端部材をビスで留めて固定する
- MUKUタイルをカットする
- カットしたMUKUタイルの断面に木材保護塗料を塗る
- 隙間と外周をモルタルで固定する
- 植物を植える
- 全体に水を撒く
下地作り編でお話しした通り、我が家は砕石の上に砂ではなくモルタルを使うことにしましたので、砂を使用される方はモルタルと置き換えて作業を進めてください。
必要なものを揃える
空練りモルタルの材料
我が家では、下地には砂ではなく空練りモルタルを使用することにしました。理由は、車の乗り入れがあるためより強固な下地にしたかったことと、空練りであれば砂と同じような感覚で微調整が簡単だからです。
砂を使用する方は砂のみをご用意ください。
空練りモルタルとは・・・?
空練りモルタルは、水が入っていない状態のモルタルのことで『ドライモルタル』とも呼ばれます。
セメントと砂のみを混ぜたものなので、微調整するのに扱いやすくDIYのシーンでも重宝します! 仕上げに水を撒いてあげれば固まるので簡単にしっかりとした下地が作れるのです!
セメント
砂
カットした断面に塗る塗料
キシラデコール(木材保護剤)
今回使用した道具
スコップ写真のような四角いスコップがあるとモルタル作りに便利です。 |
プラ箱セメントと砂を混ぜるのに使います。一輪車を使われる方もいます。また、量が少なければバケツなどで大丈夫です。 |
水糸玄関ポーチから道路に向かって傾斜になっているので、高さ調整の目印に水糸があると便利です。水糸を固定するために、大きな石や木材などあるものを利用しています。 |
ゴムハンマーMUKUタイルをきれいに設置するために、タイルが傷つかないゴムのハンマーでたたいて調整をします。 |
コテモルタル(砂)を平らにならしたり、量の調整をするのにあると便利です。 |
電動丸ノコMUKUタイルをカットする場合には、電動の丸ノコがあるときれいに簡単に仕上がります。ホームセンターなどでレンタルできます。 |
のこぎりMUKUタイルをカットする場合に使います。 |
インパクトドライバーMUKUタイルを端部材で留めるためにあると便利です。 |
ビス屋外ですので、ステンレスやコーススレッドなどの錆びないビスがおすすめです。 |
手袋安全のために手袋をして作業しましょう。 |
MUKUタイル設置前の準備
水糸を引く
あとはMUKUタイルを並べるだけー、なんてまだまだ気を抜いてはいけません。
仕上がりをキレイにするためには、最後まで丁寧な仕事を!
砕石を転圧した上に、砂(我が家はモルタル)とMUKUタイルが加わります。下地作り編でお話しした通り、この厚み分は計算して進めていますので、あとは仕上がりの高さに合わせて水糸をしっかりと張ります。
玄関ポーチにガムテープで固定してしまっても良いでしょう。
モルタルを作る
※テオリアウッドオンラインショップでは、通常は砂の使用をご案内しています。どちらでも問題はありません。砂を使用する場合は、この工程は飛ばします。
プラ箱にセメントと砂を入れます。割合は、1:3(セメント:砂)。
MUKUタイル設置後に水を撒いて仕上げる『空練りモルタル』ですので、ここでは水は加えません。
四角いスコップを使ってしっかりとセメントと砂を混ぜていきます。
施工範囲が広いと、何十回もこの作業を繰り返します。お天気と体調を見ながら余裕をもって行いましょう。
POINT
空練りモルタルを採用する際は、地盤がしっかりとしていることが前提となります。基礎砕石を入れて転圧機を使い転圧をしましょう。
スタッフ池田宅の玄関アプローチDIY!②【下地作り編】で紹介しています。
モルタルは水が加わると徐々に固まっていくため、作業に時間がかかる場合はお天気をチェックして晴れた日にすべての工程が終わるように気をつけましょう。
いよいよMUKUタイル設置
モルタルを敷きながら、MUKUタイルを並べる
先ほど作った空練りモルタルをMUKUタイルを設置する最初のポイントに撒きます。
水糸で厚みを確認しつつ、撒いたモルタルを木材やレンガなどで転圧しながらMUKUタイルを並べていきます。
『MUKUタイル ストレートタイプ』には「さね」がありますが、最後に道路側に合わせてカットしますので「さね」は道路側に向けて配置していきました。
MUKUタイルの並べ方の失敗
ここで、並べ方について・・・
MUKUタイルは「さね」があるため、インターロッキングブロックとは違い横1列ずつ配置していくことをおすすめします。
我が家では、旦那様が私の言うことを聞かなかったために、上の写真のように設置・・・そしてやり直しております。笑
コツも覚えてスピードアップ!どんどん進めていきます。
ヒメリュウを植えるスペースを確保
緑を取れ入れたかったので、我が家はこちらの「ヒメリュウ」を選びました。
「タマリュウ(リュウノヒゲ)」よりも小ぶりなので、アプローチに植えても邪魔にならないかな、と思います。
そして、常緑植物なので1年中緑が楽しめるのが素晴らしい!
全体のバランスを考えて、「MUKUタイル ハーフサイズ」2個分のスペースを確保しています。
ヒメリュウを植えるためにモルタルを取り除き穴を作っておきます。さらさらと流れてしまうので、この部分だけ水を撒いて固めながら穴を掘っていくのも良いかもしれません。
「MUKUタイル 端部材」で固定
よりきっちりした印象にしたかったので、「MUKUタイル 端部材」を使って周りを固定していきます。
ズレないように抑えながら、インパクトドライバーを使ってビス留めしていきます。
キレイにできました!
端部材ももちろん屋外向けの注入材ですので、腐れやシロアリ被害も心配ありません。
そして、写真の部分ですが、端部材をつけたいけれど さねがあるのでこのままでは1cmの隙間ができてしまいます。
電動丸ノコでこの部分のさねをカットし、隙間なく端部材をつけることができました。
MUKUタイルの加工
MUKUタイルのカット
道路側の斜めのラインに合わせてMUKUタイルをカットしていきます。
写真のように、MUKUタイルよりも長いスケールなどを使ってカットしたいところに線を引きます。(写真は水平器ですが・・・)
電動丸ノコを使うと簡単にきれいにカットできます。
断面に木材保護剤を塗布
カット後、念のため断面に木材保護剤を塗布します。塗料はキシラデコールをおすすめしています。
色がとても濃いですが、目立つ部分ではないので良しとしています。
隙間をモルタルで固定
隙間にモルタルを入れて失敗
下地で使っていた空練りモルタルに少量水を加えて混ぜ合わせ、道路側の隙間をモルタルで埋めました。
しかし、1か月後失敗に気づきます・・・。
隙間にモルタルを入れてきっちり施工しすぎたために、MUKUタイルが浮き上がってしまいました。
木材は水を含んだり、乾燥したりすることで伸縮を繰り返します。なので、我が家のように遊びなく施工してしまうと逃げ場がなくなってこのようになります。
固まっていたモルタルを破壊して取り除き、隙間には砂を詰めることにしました。雨が降って土が流れてきたりして安定しています。
MUKUタイルの周りに砕石を入れる
MUKUタイルの周りは段差ができていますので、砕石を入れて転圧機で転圧します。
転圧機はホームセンターなどでレンタルできるので便利です。転圧機はじめての私にも使えたので、女性でも施工可能です。
奮闘する姿はこちら→スタッフ池田宅の玄関アプローチDIY!②【下地作り編】
植物を植える
花壇で土を作って数日間ならしておいたので、この土を使って1つの穴に4つほどヒメリュウを植えていきます。
全体に水を撒く
MUKUタイルの設置が完了したら、ホースでMUKUタイルの上から全体に水を撒きます。
空練りモルタルに水が加わることでモルタルが固まり、下地がしっかりとします。
MUKUタイルを並べるときには固まらないので扱いやすく、仕上げに水を撒いてあげればいいだけなので簡単です。
MUKUタイルの玄関アプローチが完成!
完成した玄関アプローチがこちら。
せっかちな夫がどんどん進めてしまうので、私は冷やかし程度にしか参加できていないような気もしますが・・・。
作業中にご近所の方に声をかけてもらったり、お散歩中のわんちゃんに見守ってもらったり、友人が茶々を入れに来たりと・・・とっても楽しくDIYできました!
そして、失敗も多々ありましたがDIYなので失敗はつきもの。気にしません(^O^)/
1人で黙々とDIYするのも、家族でにぎやかにDIYするのも、お庭に愛着がわいて素敵な思い出になりますね!
我が家のDIYの記録がお役に立てば嬉しいです。
ご質問やご意見などありましたら、テオリアウッドオンラインショップまでお気軽にお寄せください。
ショップスタッフ池田のインスタグラムでも施工やその後の様子を発信しています。よかったら見てねー。
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▼今回使用したMUKUタイルはこちら