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【動画あり】施工後の「ひび割れ」と「色の変化」を自宅のMUKUタイルで観察&比較しました

公開日:2022年2月28日/最終更新日:2022年3月4日

店長/ヤナサン
店長/ヤナサン

 

こんにちは!テオリアウッドオンラインショップ店長のヤナサンです。

当ショップで販売してる、天然木タイル“MUKUタイル”ですが、かねてからお客様より、「色の変化やひび割れの状況など、施工後の様子が知りたいというお声を多くいただいておりました。今回のコラムでは、過去に自宅に施工したMUKUタイルが現在どうなっているのかをご覧いただきながら解説していきたいと思います。

※最後に動画もあります

色の変化

MUKUタイルは、長持ち加工処理としてACQという防腐・防蟻効果のある薬剤を注入して作られているため、注入直後(お客様の手元に届いたばかり)は、ACQの中に含まれている“銅”の成分で緑がかっています。(銅は抗菌作用があるため、カビを防ぐ役割もあります)

施工から1年ほど経過したころから緑色からシルバーグレイへと変化し始めます。(変化し始めるタイミングは、地域や環境によって若干異なる場合があります)

そして最終的にはきれいなシルバーグレイとなり落ち着きます。また、耐久性に関しては、シルバーグレイに変化するのは表面(施工後表に見えている部分)のみのため、裏面や中は施工当時の色から変化はなく、耐久性にも影響はありません。
※ここでいう「耐久性」とは、防腐・防蟻性能を指します。歩行などによる摩耗や擦れ、欠けは含まれておりません。

ドイツなどのヨーロッパでは、住宅は古いほど価値が上がり、シルバーグレイとなった木製外壁はとても人気があります。

引用元:AdobeStock

▽色の変化についてもっと詳しく知りたい方はこちらのコラムをご覧ください▽

 

ひび割れ

天然木ゆえ、ひび割れは起こります。これは木が気温の変化や湿度、雨などによって膨張と伸縮を繰り返すためであり、生きている証とも言えます。

ひびが入ると「割れないかな?」と心配になる方もいると思いますが、耐久性に影響することはほぼありません。木材住宅で見られる柱が狂わないように(反ったり、曲がったりしないように)敢えて割る「背割り」という加工があるように、木というものは弱く見えがちで、意外と強い素材なのです。

引用元:写真AC

自宅に施工したMUKUタイルも設置から3年が経過し、シルバーグレイ化やひび割れが発生していますが、歩いても腐ってグニャグニャしているわけでもなく、シロアリに食べられてもいません。

そんな自然な木が持つ特徴を楽しみつつ、これからも「木」のある暮らしを続けていこうと思います。

 

▼この記事の動画はこちら▼

 

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