加圧注入材(杉材)って本当にシロアリに食べられないの?という疑問が湧き、実際に食害実験をすることにしました。
【閲覧注意】ここより下はシロアリの画像あり
生きたシロアリ確保
12月はシロアリのシーズンではないので、とあるルートから生きたシロアリを入手しました。
届いた時は冷えていて動かなかったシロアリも、温めるにつれてケースの中で元気に動いています。(可愛い)
ワクワクの実験開始♪
今回の実験は半分に切ったMUKUタイル(杉の加圧注入材)と、何も手を加えていない杉材をケースの中に入れてMUKUタイルが食害されるのかを実験します。
上段:MUKUタイル 下段:そのままの杉材
シロアリは乾燥が大敵なので、湿度を保つため下にキムワイパーを敷き、こまめに霧吹きでシュッシュします。また、室温も23度前後に保てる様に管理しました。
会社で実験しているので熱源を日中はファンヒーター、夜間は遠赤外線の暖房に切り替えて暖かさを維持する作戦に。
そして
1日目
2日目
3日目
と、どちらの木材も全く食べる気配がありません(困惑)
事件は4日目の朝に起きました
なんということでしょう。全部カピカピに干からびて、シロアリのミイラになっていました。
えっ、乾燥?水分が足りなかった?
えっ、暖房?温度調整がうまくできなかった?
えっ、誰か殺虫剤まいた?
屋外木製品の大敵であるシロアリでしたが、理由もはっきりとわからないまま、とにかく全部死んでしまった。
今回の実験は何の検証もできないまま「シロアリ全滅」という形で幕を閉じた。しかし、ここで諦めるわけにはいかない店長の実験はまだまだ続く。