こんにちは! ブログ初登場のスタッフ池田です(^^)
今回、厚みの変わった(60mm→45mm)『MUKUタイル(プロトタイプ)ストレート』の曲げ試験の結果についてお話していこうかと思います。
曲げ試験とは?
2020年9月。木材の適正使用や納期のスピーディー化を目的として、MUKUタイルの改良版の試作品が完成しました。
そこで、厚みの変わったMUKUタイルを駐車場に施工しても問題ないのか、JIS A 5371:2016「プレキャスト無筋コンクリート製品」推奨仕様 B-3.6.1.1 コンクリートの曲げ強度試験に準拠した方法で行われました。(一般財団法人 日本建築総合試験所による)
・・・と、難しいことを言ってもよく分かりません。
ここでは、インターロッキングブロックとの比較のために コンクリート製品の試験に出すことになりました。
(試験所でも、木材への試験は初めてとのこと・・・)
曲げ試験の様子
▲試験前の供試体▲
▲試験状況▲
上の写真のようにMUKUタイル下部2 点(スパン280 ㎜)を支えた状態で、上部より負荷をかけていきます。
インターロッキングブロックなどのコンクリート製品の場合は、供試体が真っ二つに割れるまで力をかけ続けますが・・・
▲試験後の供試体(表面)▲
▲試験後の供試体(裏面)▲
約2100㎏fの負荷をかけても「MUKU タイル(プロトタイプ)ストレート」が真っ二つに割れなかった為、ここでストップ!
今回の試験は「MUKU タイル(プロトタイプ)ストレート」の下が空洞となった結果です。
実際に施工する際には転圧をした下地がありますので、さらに大きな負荷に耐えられることが期待できます。
更に、インターロッキングブロックの品質規格により、駐車場(乗用車主体)には曲げ強度3.0MPa 以上が必要とされているのですが、今回の試験で「MUKU タイル(プロトタイプ)ストレート」の曲げ強度は35.2MPa(参考値)であることが分かりました。
数値は今回の試験で使用した材の強度であり 個体差があるものの、駐車場などで車の乗り入れがあっても十分な強度であることは間違いありません(^^)
試験の詳細を知りたい方は こちら↓
曲げ試験 報告書
お知らせ♪
今回試験した「MUKUタイル(プロトタイプ)ストレート」は、「MUKUタイル(プロトタイプ)ハーフサイズ」と共に数量限定の在庫限りとなりますが、オンラインショップで販売が決定しました!
現在は(2021年3月1日より)さらに商品改良した「MUKUタイル ストレートタイプ」(300×100×45mm)をご用意しております。
今回試験した「MUKUタイル(プロトタイプ)ストレート」(360×120×45mm)より一回り小さくなっていますが、強度については大きな差はないと考えております。
駐車場にも施工できる
「MUKUタイル ストレートタイプ」
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